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審判講習会を受けて


E・U審判員


 年は新年の総会の後に講習会が開催され、緊張感に包まれる中で、これからシーズンが始まる事の実感に心ワクワクな気持となりました。




 内容はストレッチ、アウトセーフ及びファウル・フェアのコールとジェスチャー。スロットポジションでの位置取り等の基本。ランナー一塁での盗塁の際の、打者による捕手に対する守備妨害に対するアクションとコール。ランナー一塁に於ける二人制のメカニック等、基本を中心に学ぶ事が出来ました。  その中で自分自身が一番印象に残った内容は、捕手が内角を構えた時のスロットポジションの位置取り。これまでは外角が見やすい位置と考え外側に位置取りをしておりましたが間違っていると指摘を受けました。ではどうやって内側の正しい位置で正解にジャッジを判断をするか?

 打者と捕手の間の狭い空間で目の位置の上下を移動しての固定は当然ながら、講師の目の動きには驚きました。顔を前に向けながら目は目一杯外角を向いている。

 確かに外側に位置取りすると内角の死球等が捕手が死角で全く見えない。内側に位置取りし目一杯に目で外角を見ると、外側に位置取りする以上に反対側が見える。二人制を含めていろんなメカニックは自分で調べればいくらでも判ります。目の動き等は調べても解らず、指摘を受けないと解りません。より具体的に基本の中の基本を教わった気がします。

 この感想は審判をする者で有れば失格と避難されるかも知れません。しかし何人かの人は『私もだ』と思われたと思います。

 本格派の外角の速球を如何に正解に判断出来るか?小学生の頃に電車を乗っている時に、枕木を目で追う様にすれば選球眼が良くなると教えられました。 普段はボンヤリと景色を見ています。普段感じている自分自身の弱点は、普段何気ないところで鍛える事が出来ると思います。先ずは通勤途中、何気ない電車の中でレベルアップを図りたいと思います。


(2016年2月1日)



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