二人制審判の勉強



(4) 2人制の魅力    H・S審判(46歳)
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 審判の魅力とは何ぞやと言われたら? まっ先に「2人制の審判と答えます」。私が審判の門を叩いたのは、2人制の審判を取り入れた所でした。


走者2塁です。果たしてこの後の展開は?(本文とは関係ありません)


 事前に2人制についての説明本を渡され必死になって読みました。

 審判としての実践が伴わないので、意図している意味がわからないまま、即実践ということになりました。

 はじめての動きは、審判ではなく野球選手そのものです。いつまでもボールを追ってしまうことで、後手、後手になってしまいました。

 それからは、ピボットターン、相手とのコミュニケーション、シグナル等先輩の動きを必死になって覚えるため、先輩のジャッジする試合を見に行きました。

 そこで、疑問に思ったことやシグナルはどういう意味なのか、わからないことは書きとめ、教則本を読みなおしたり、先輩に確かめました。



紫外線が強い日にはサングラスは強い味方です。
手ぬぐいが出ています(笑い)
(本文とは関係ありません)


 シチュエーションによっていろいろ変化することに対応するには経験が必要です。私自身もまだまだひよっ子です。常に勉強です。

 2人の息が合い、やり遂げた試合はとても充実感があり、気持ちのいいものです。

 先日も府中市民球場でハイレベルに二人制審判を行いました。

 2人制の魅力に取りつかれた一人として、これから、審判を目指す人にこの魅力(基本であることを)を伝えていくことが、審判の進歩につながると思います。


(2007年10月1日)


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