二人制審判の勉強



(23)UDC2人制クリニックを受講して

K・M審判員 

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 首都圏野球審判協会に入り、審判の難しさ、面白さを日々教えて頂いています。その中で、自分の動きに疑問や悩みも出て来ました。

 昨年の12月に行われた、UDC2人制クリニックを受講しに行きました。UDCのクリニックを受講するのは今回が初めてです。

 諸先輩方より、その内容の確かさを伺っており、自分のスキルアップの為にも大変楽しみでした。

 最初に驚いたのは、各地よりたくさんの審判員が受講しに来ていた事です。年齢、経験に関係なく、技術の向上への熱意が伝わって来て、わたしもいろいろ吸収しようと、気持ちが奮い立ち挑みました。

 クリニックは午前、午後となかなかハードでした。ステップやターン、野手と走者をつけての判断等、その内容も多岐に渡り、基本的な部分から分かりやすく丁寧に説明をして頂きました。

 特に外野への打球への塁審、球審の動きは勉強するところが多く、2人制の動きの難しさを体感できた事は、とても良い経験でした。

 自分でも良く分かっていなかった、一塁牽制、三盗での塁審のステップや動きも確認出来ました。また、二盗の時もそうなのですが、しっかりとリリースまで見る事を教えられました。

 リリースまで見る事によって、送球を正確に判断してジャッジする。この点では、自分はより早くジャッジするポジションに入りたい為に、目を切る癖があることに気がつきました。

 いろいろ出来ていない部分が、一つ一つ浮き彫りになり、本当に自分のためになる2人制クリニックでした。

 もちろん、他にもたくさんの内容がありました。しかし、講習を受けている時は理解したつもりでも、まだ自分自身の身についてない部分が大半です。これからも受講して、少しでも身に付けられるようにしたいと思っています。

 最後に、不慣れな自分をサポートして頂きました諸先輩審判員の皆様、本当にありがとうございました。

 今年は二人制審判に積極的に取り組むつもりです。今後とも諸先輩審判員の皆様よろしくお願いいたします。

(2011年1月15日)



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