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複数審判制におけるフォーメーションの形成とコミュニケーション(6) 甲斐 雄之 |
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★走者二塁の場合。 野手が落球した場合、安打、抜けて長打となった場合はワーキングエリアへ入り、一塁側へステップして打者走者の一塁触塁を見て、二塁と一塁のプレーを担当します。打球の判定責任が無い場合はこれを除き、同じ行動です。 三塁の塁審は外野への打球に対する野手の守備を見て、打球が野手の守備位置付近のイージーに守備できる飛球であり(三塁側ファウルライン際の打球及びレフトがファウルラインに向かい守備する打球はトラブルボールです)、打球の判定責任がある場合は、打球を追わず、ボール及びプレーから目を切らないで判定ポジションへステップして判定します。 野手が落球した場合は三塁にステイ、三塁のプレーに備えます。打球の判定責任が無い場合は、三塁にステイ、三塁のプレーに備えます。球審は外野への打球に対する野手の守備を見て、打球の判定責任がある場合(一塁側ファウルライン際の打球及びライトがファウルラインに向かい追う打球)はファウルラインに沿って本塁へ戻れる範囲(約10〜12フィート)で前進して判定後、素早く本塁へ戻り、本塁のプレーに備えます。打球の判定責任が無い場合は本塁にステイ、本塁のプレーに備えます。 ★ 三塁に位置する塁審が打球を追う場合。 球審は本塁にステイ、本塁のプレーに備えます。二塁に走者があり、二死であればタイムプレーを意識するため、コミュニケーションを行います。
球審は打球の判定責任がある場合(一塁側ファウルライン際の打球及びライトがファウルラインに向かい打球を追う場合)は、三塁に走者がいるので、ファウルラインに沿って、速やかに本塁へ戻れる範囲で前進(約6〜8フィート)して判定後、素早く本塁へ戻り、本塁のプレーに備えます。打球は判定責任がない場合は本塁にステイして備えます。 球審は三塁走者がタッグアップをすれば、これを見通して本塁へ戻り、本塁のプレーに備えます。二塁走者の三塁触塁を三塁側ファウルラインの外側へ出て見るのは球審の役割です。二死であればタイムプレーを意識するためのコミュニケーションを行います。
野手が落球した場合はピボットエリアで打者走者の一塁触とリターンプレーに備え、二塁へ進塁すれば走者に先行して二塁カットエリア付近へ移動して二塁のプレーを担当します。 打球の判定責任が無い場合は判定行為を除き、同じ行動です。三塁の塁審は外野への打球に対する野手の守備を見て、野手の守備置付近のイージーに守備できる飛球であり(三塁側ファウルライン際の打球及びレフトがライン際へ打球を追う場合はトラブルボールです)、打球の判定責任がある場合は、打球を追わず、判定と共にタッグアップを見通し、三塁のプレーに備えます。打球の判定責任が無い場合は判定行為を除き、同じ行動です。球審は本塁にステイ、本塁のプレーに備えます。 ★ 一塁に位置する塁審が打球を追う場合。 球審は打球が飛球であり、三塁走者がタッグアップをすれば、三塁側ファウルラインの外側へ出て、タッグアップを見通して本塁へ戻り、本塁のプレーに備えます。 ★ 三塁に位置する塁審が打球を追う場合。 球審は打球が飛球であり、三塁走者がタッグアップすれば、これを見通して本塁へ戻り、本塁のプレーに備えます。 (つづく) (2012年5月1日) |
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