今回はけん制球について語ってみたいと思います、(よせばよかった!)触れたくない、一番難しい所に首を突っ込んでしまいました。
公認野球規則の8・00投手〜8・05ボークまで、かなりページを割いて説明をされております。(みんなが、おや?何か変だよ何だか解らないが?やっぱりおかしいぞ!の説明)
ボークが決勝点!こんなゲームを見たことありますか!?○○大会での事でした。私の良く知っている担当審判員でした。厳しく見れば確かに騙す意図がみえみえでした。私が言いたいのは、最終回ということなのです。
Oneアウト3塁0−0の場面です。3塁走者を投手は確かにけん制をしながら投球をしました。(気持ちのなかなのですが体に現れてしまうのですね)すかさずボーク!これで試合終了です。双方に後味の悪さが残ってしまったようでした。
私はボークを取ったのが悪いと言っているのでは有りません、何故!致命傷になる前にボークを取らなかったのだ。・・と、云うことです。選手に対しての優しさ、思いやり等、の心遣いにかけていたのではと思うわけです。
私は思います。
ランナー1塁とか、2塁とか、ボークを取る機会は、いっぱいあったはずです。審判員がボークを見過ごして取らなければボークではない!と、投手は思っているはずです。
投手にしてみれば納得できません!さっきまでは見過ごしといて、ここで取るかよ!と、言う事になりますね。時には投手の立場になって考えることも審判員の勉強ですね。(是はボークだよ、ボークを取りますよ!と知らしめるためにも差し支えないところでボークを取っておく必要があると思っています。)
”注意は不必要と考えています”ボークはその場でしか取れません、タイミングを外したらもう取れないものです。
誰しもが、うん?・・おかしいぞ?と、感じる動作はやはりおかしい!ボークとると思います(騙す行為)。私はどちらかといえばボークを見過ごすタイプです。皆さんから猛烈に反発を喰いそうですが。ボークをうるさくいってかえって投手を萎縮させる事になりはしないか?投手を潰してしまわないか?気を使うところです。選手の皆さんと機会を作り、説明をしていくことも大切なことだと思っています。
私は、投手は先ず、ストライクをほうれること。けん制球はアウトを取るためではなく離塁を少なくさせるためのものと、・・考えています。
少し脱線致しましたが、ボークを見過ごす事は良く無いとも思っています。ベンチの指導者には必ず声を掛け、解りやすく説明をさせていただき、直すように指導をお願いしています。また当事者には試合後、解りやすく説明も必要かと思っています。私はボークに目を光らせる野球は好きではないのです。難しいことを云ったらきりがない、やはり簡単に対処していきたいですね。選手皆さんと一緒に勉強していく問題かな。
バッテリーにお願いしたいこと!
8・03準備投球・・・1分以内・・8・04走者無し・・・20秒以内・・の投球(1)投球を受けた捕手・・・すみやかに投手に返球・・(2)また、これを受けた投手は、ただちに投手板を踏んで投球位置に着くこと。
上記、是非宜しくお願い致します。
|