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走者はどこまで進塁できますか[投稿から]


 走者はどこまで進塁できますか 投稿者:岩間健一  投稿日: 2月22日(土)07時35分28秒

 恐れ入りますが,ご指導ください。
 走者一塁。走者が盗塁を企てたときの投球を打者が打ち,遊撃手が捕球するゴロとなりました。遊撃手は二塁での封殺が間に合わない
と判断し,一塁へ送球しました。ところがこれが悪送球となり,球はスタンドへ入ってしまいました。打者は球が遊撃手の手を離れるときはまだ一塁に到達していませんでしたが,一塁走者はすでに二塁に達していました。
 この場合,打者は二塁へ進塁できると思うのですが,一塁走者はどこまで進めるのでしょうか。
 打球処理直後の内野手の最初の悪送球は,投手の投球当時占有していた塁から数えて二個進塁できる という規則がありますが,それによると走者は三塁までしか進塁できません。
 ところが,走者がすでに一個以上進塁していた後の悪送球であれば,内野手の最初の悪送球であってもその進んだ塁から数えて二個の進塁を許すという規則もあります。一塁走者は三塁までの進塁なのか,それとも得点を許すのかで,悩んでいます。よろしくお願いします。
 もしこの例で一塁走者に本塁を与えるのであれば,打球処理直後、内野手の最初の悪送球は,投手の投球当時占有していた塁から数えて二個進塁 という規則が意味のないものとなるような気がしてなりません。



走者はどこまで 投稿者:rise  投稿日: 2月22日(土)09時51分53秒

 岩間さん、最後にいっているように「規則が意味のないもの」になってしまいますね。あなたがそうだろうと思っている、ニ塁三塁でゲーム再開です。「進んだ塁から数えて二個の進塁を許すという規則もあります」とは、いったいどのようなことでしょうか?



:走者はどこまで riseさんへ 投稿者:岩間健一  投稿日: 2月22日(土)12時39分24秒

早速のご回答ありがとうございます。
 「進んだ塁から数えて二個・・・」といいますのは,7・05(g)【付記】にあります,打者を含む各走者が少なくとも一個の塁を進んでいた場合は悪送球が内野手の手を離れたときの各走者の位置を基準として二個の進塁を許すというものです。
 これを質問の一塁走者に適用しますと,一塁走者は二塁から数えて二個の進塁ができることになります。私が悩んでいるのはそこなのです。どうなのでしょうか。



打者を含む走者が全員・・ 投稿者:rise  投稿日: 2月23日(日)10時47分02秒

 岩間さん、あなたが書いている文章のとおりなのです。
打者を「含む」各走者が少なくとも一個の塁を・・・これが条件です。
質問のケースでは、遊撃手の手を離れたときには、まだ打者走者は一塁には達していなかったのですよね。一塁走者はそのときには二塁に達していたとしても、打者走者はまだだった・・・よって、投球当時の塁から数えて二個の進塁でいいのです。



RE:打者を含む走者が全員・・ 投稿者:岩間健一  投稿日: 2月24日(月)06時44分32秒

 riseさん,重ね重ねありがとうございます。
 7・05(g)【付記】の,打者を含む各走者とは,打者を含むすべての走者 という意味だったのですね。私はすべての走者とは解釈していませんでした。ご回答のとおり解釈するとつじつまがあいます。
 ただですね・・・前の走者(一塁走者)が進塁できていないために後の走者(打者)の進塁が制限されるということは理解しやすいのですが,後の走者が一個以上進できなかったからといって,前の走者までその影響を受けるということであれば,それはないでしょうといいたいところですね。規則で定められていることであるのなら,従わないといけないのですが。
 なにはともあれ,私の悩みは解決です。ありがとうございました。



なんでだろう〜ネ 投稿者:rise  投稿日: 2月24日(月)11時05分52秒

 岩間さんの気持ち、なんとなくわかる気がしますが。
 第三アウトが・打者走者が一塁に触れる前にアウトにされたとき・・・そのアウトにいたるプレー中に他の走者が本塁を踏んでいても得点にならない。
これなのかも、「なんで〜?」って時がありません?
 また、投手のセット中に盗塁が成功、しかしその投球をファウルしてしまった、せっかく盗塁成功したのに走者は投球当時の塁まで戻らなければなりません。これも、「なんでや〜?」
 野球規則はどこかにこのような「落とし穴」があるのですね。ルールを知っていればなにのことはないのですが、もめる原因の一つですよね。だからルールを知ることが大切なのです。
プレイすることはもちろん楽しいですが、ルールを知ることでまた野球の楽しさを見つけることができます。


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