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初めての1人審判を体験して


田沢審判員   

 初めて先輩の「付き添いなし」で一人審判を行いました。

 当日は10時過ぎにグランドへ到着しました。前の枠の時間帯は使用していなかったため、管理事務所にライン引きの断りを言い、約25分掛けて全てラインを引きました。(ちょっと時間が掛かり過ぎだと思いました)

 試合内容としましては、11時10分から開始し、6回終了まで行いました。途中2つほどハプニング?がありました。

 1つは、ランナー3塁での出来事です。
 悪天候であったためちょっとした事でボールがすぐに汚れてしまうので、ボールの交換をよく行っていました。この時も投球がワンバンドになり横に逸れボールが汚れました。(でも進塁できるほどの後逸でありません)

 キャッチャーに交換の確認を行い、キャッチャーがボールをベンチ渡そうとベンチに歩み寄った時、ランナーが本塁に突進してきました。(タッグのタイミングは確認していません)

 ランナーはタイムが掛かってないからインプレーだと主張しました。確かにタイムは掛けませんでしたが、周りも状況判断でボールの交換をするだろうという雰囲気であり、両ベンチも手ぬぐいを持って待ち構えていました。

 ランナーには状況説明をして納得してもらいましたが、自分がタイム・コールの怠慢をしてしまったことによるものだと深く反省しました。

 もう1つは、満塁の時です。
 投手がセットポジションで、自由な足を3塁方向へ踏み出し牽制をしました。3塁ランナーは戻れずにアウトになりましたが、この時、攻撃側ベンチ及びランナーから「ボーク」と言う声が上がり、一瞬動揺してしまいジャッジを忘れてしまいました。

 抗議は「セットを外してないから」と言うことでしたが、自分から見ても何等問題ない牽制であったにも係わらず、もう少し冷静に対処できればよかったと思いました。

 初めての1人審判で、しかも悪天候の中でのジャッジでしたが、もう少し余裕を持ってできるようになる事と、状況をすばやく判断できるように心掛けたいと思います。

 ミスジャッジはなかったと思いますが、帰りにストライク・ボールの判定が厳しいと言われました。

 今回もとても勉強になりました。まだまだ覚える事は沢山あると思います。今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。


(2007年10月15日)


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