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2007年こんなこと・あんなこと


K・T審判員  

 MBUAにお世話になってこんな楽しい日々を送れるとは思いもしませんでした。

 審判がやりたくて叩いた門は、確かにすばらしい環境ではありましたが、審判の機会が少ないのは私にとっては致命傷でした。

 いろんな意味で経験を積むことで理解していくことが審判にとっては大切だと思います。

 最初からうまく行くわけでもないし、それは、経験が必要なのです。その時々に助言、「この場合はこうだ」とかということで自分のものになっていくと思うのです。

 自分に自信がない中でやった時の審判は、選手に申し訳ないという気持ちでいっぱいでした。ベンチから聞こえる声は、自分自身を奮い立たせるものであり、反省を促されるものでもありました。

 例を挙げますと、今日の審判は、高目がしっかりしている。草野球だから高目は甘くという考えはないぞ、しっかり見極めていけというキャプテンの声がとても勇気づけられました。

 反対にショックに思えたことは、よく見ろよ、今のアウト・セーフ。適用が間違っているのではないの?言われるのに対してなんら反論はしません。(心の中ではルールを勉強した方がいいと思うよ)

 ただ、何時かの練習試合の時に、タイムをかけ、今の状況については注意ということを言ったら、何が注意だと言われたことです。

 練習試合だからこそ試合を止め説明したつもりなのですが、理解してもらえなかったことです。

 ルールがあり、マナーがあって初めて野球が楽しめるのではないでしょうか?自分自身もルールについて日々勉強しています。

 選手の皆さんもルール・マナーについて考えてもらえればと思います。毎年のようにルールは改正されています。

 以前はこうだったということは当てはまりません。審判として楽しくプレーをしてもらうことが一番と考えますが、でも、そこには、ルールが存在します。

 これからも私を楽しませてくれる野球があることが私にとって楽しみであり、喜びでもあります。

 選手の皆さん。興奮させるゲームをお願いします。


(2008年1月1日)


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