K・O審判員
7月24日(金)
午前11時、UA9671便は無事ケネディー国際空港に着陸。これから実質24時間起きていることになる。睡魔との闘いの始まりだ。
Hello,New York!二年ぶり、入国審査も無事終え、マンハッタンまでバスで(約1400円)行くことにする。タクシーで行こうとすれば、$50から$60くらいはかかるはず。42番街のグランドセントラル・ステーションを経て、宿泊先のホテル・ペンシルバニアへ到着。
バスの中継地、グランド・セントラルステーションです。
ホテル・ペンシルバニアの表玄関で。
早速、チェックイン。国際色豊かな宿泊客の多さにいつもながら感心。このホテル・ペンシルバニアは1919年開業の、部屋数1700を数える大ホテルだ。7Thアベニューに面し、プロレスで有名なマジソン・スクエアーガーデンのまん前。
周りは賑やかでどこへ行くにも便利。ゴリラが上った有名なエンパイアー・ステートビルへも歩いて5分ほどの距離。部屋(709A号室)に入り荷物を解いたら急に腹が減ってきた。
エンパイアー・ステートビルの夜景です。
何を食おうか??と思案六方。44番街西の「カーマインズ」というイタ飯屋に行くことにした。眠い眼をこすりながら歩いて・・・、Let's
go!タイムズ・スクエアーのすぐ近くにあり、日本人観光客にも人気の店だ。
美味いのもさることながら食べていると量の多さに辟易する。ここではみんなでシェアーして食べるのが通(?)だ。
今夜の試合はオークランド・アスレチックス対ニューヨーク・ヤンキース戦だ。眠くなるのは必至。(過去、何度も経験しているので)観戦第一夜はブリーチャー(ライト外野席)を事前に買っておいた。
ヤンキー・スタジアム玄関内のコンコース。歴代の名選手が紹介されている。
松井選手の活躍が気になるがDHで出場。結果は4タコ。調子が下り坂か・・・・?今期限りという噂も囁かれている。ヤンキース先発のチャンバレン投手の調子はいまいちだが、自身の踏ん張りと打線の援護もあり今季6勝目を挙げる。
カーマインズの海老レッドソース・スパゲティー($24)大人四人前の量。
この店ではシェアーして食べるのが通(??)。
この試合の審判は球審がLarry Vanover、一塁はSam Holbrook、二塁はDan Iassognaそして三塁がCharlie
RelifordでクルーGの四氏。後で解るのだが、今回観戦した七試合の内、五試合でこのクルーを見ることになる。
チーフはキャリア19年のチャーリー。それに16年のラリー、8.5年のサムと7年のダンのクルージング。二塁塁審のダン・アイアソーニアは平林3A審判員の後輩でもあります。
ブリーチャー席から見たヤンキー・スタジアム。
意外と観やすく、球場全体が見渡せる。
ジム・エヴァンスアンパイアースクールでの生徒。彼のアンパイアー・メカニクスとスキルの高さに感激。彼の一挙一動に眼がク・ギ・ヅ・ケ・・・。ウ〜ん、すごい。外野ヒットの時など、二塁をはさむように常に打球や走者に正対し、インフィールドには入らないメカニクスは参考になった。
そして又、三塁のチャーリー・レリフォードや一塁のサム・ホルブルックとのアイコンタクトや連携はさすが。球審のラリー・ヴァノーバーもキャリア16年のメカニクスを思う存分見せてくれた。
もォ、最高!!NYの夜は長い。興奮冷めやらず、ニュー・ヨーク第一夜のベッドに就いた。グッ・ナイ・・・・(おやすみ)
(つづく) |