Holidays in New York

K・O審判員

７月25日（土）

　昨夜は１２時過ぎにホテルへ戻り、アメリカ（？？）の風呂に入ろうとしたところ、なんとバスタブの栓がない。

　今朝の出掛け、フロントに「Nothing bath tub water-stopper」（バスタブの栓がないねん！！）とクレーム。 フロントマン、すぐ係員に電話。これで今夜はゆっくりバスタブに浸かれる。やれやれだ・・・。

　朝飯は（オッと、Breackfastって云うんだった）どこで食おうか当てもなくブ〜ラぶら・・・。一軒の店発見！「Salt&Peｐｐer」Spanish American Restaurantsとある（こういう類の店が意外と多いのもＮＹの特徴コーヒーにホットケーキ、タマゴ焼きそれにソーセージがついた「Ｂセット」を注文。$5.25。これが実にうまいッ。

「セットメニューのＢセット」大きいメープルシロップが二個もついてきた。

　今日はヤンキー・スタジアムのデイ・ゲーム（13：05開始）午前中は「Top Of the Rock」へ行こうと決めた。そこはロックフェラー・プラザの30階にある展望階。早速、入場料＄20を払い上昇機に乗って展望階へ。

　目の前にはエンパイアーステート・ビルがそびえ、その左方向にはクライスラー・ビルが美しい姿を誇っている一方、アップ・タウン方向に眼を転じると、セントラル・パーク、その西側（左側）には超高級なマンションが立ち並ぶ。

ダウンタウンを望むと目の前はエンパイアー・ステートビル。そのはるか後方には、自由の女神が見える。

　いわゆるアッパー・ウエストサイド。ジョン・レノンとヨーコ・オノの愛の巣だった、かの有名なダコタ・アパートも見えるかな？？その上方はコロンビア大学そしてハーレム地区へと続くノース・マンハッタンだ。

　審判は昨日と同じクルー。球審は昨日一塁のＳ・ホルブルック、二塁のＤ・アイアソーニアは一塁へとローテーションしている。

　球審のサムはスクエアー・スタンスで構え、ストライクのメカニックは横へ指をポイント（やっほ〜！当ＭＢＵＡのメカニックと同じ）二塁のC・レリフォードがゴーズアウトしたとき、三塁に入ったＬ・バノ-ヴァーの動きもすばらしいし、ダンの本塁ローテションも見事。ジータ選手が打席に立った。

　スタジアム全体から盛んな声援。大写しの電光掲示板は「声援が少ない！もっと応援して〜」と・・・。

「声援が足りないッ」とクラウド君。（勝手に名前をつけました。命名権は小生にあります）

　試合は、8回にジータ選手が11号２ランホームラン、マーク・タシャエラ選手も25号ソロホームランを放ったが、先発のアンディ・ペティット投手が不調で7回に６点を取られ、６−４で敗戦。松井選手はベンチ・ウォーマー。期待していたのにザ・ン・ネ・ン・・・・。

　試合終了とともにスタジアム内にフランク・シナトラの「NewYork NewYork」が流れる。大好きな曲のひとつ。思わず口ずさむ。以前は、勝ったときだけシナトラの「New York New York」がかかり、負けたときにはライザ・ミネリの「NewYork NewYork」が流れたと記憶しているが、最近は勝っても負けてもシナトラの曲がかかる様・・・。

ライト側はこんな具合ですョ〜。眼下にはヤンキースのベンチも見えます。

　ここから（同行の友人と二人で）地下鉄で、途中７番そしてD線に乗り継ぎ、コニーアイランドまで一時間半の移動。コニーアイランドのキースパン・パークで行われる、１Ａのスタッテンアイランド・ヤンキース対ブルックリン・サイクロンズ戦を観にいく。

ライト側アッパー・デッキ。この後方に地下鉄の高架が走っている。

　スタッテンはその名の通りヤンキース傘下、ブルックリンはメッツの傘下で、今夜はニューヨーク対決。そのせいか座席は満席。大西洋からの風が本塁方向にやや強く吹いている。観客はそんなこと何するものぞと声援の熱が上がる。

　この１A、ショート・シーズンの審判は二人制。実にメカニクスがきびきびと・・・。選手も審判も明日のメジャーを目指し真剣そのもの。観客も明日のメジャーリーガー発掘で熱心（それが楽しみのひとつ・・・）試合結果は、５安打するも５失策をしたスタッテンが４−２で敗戦。サイクロンズに軍配が上がる。

審判は二人制。（スーパーバイザーが査定をしているかも・・・？）いつも真剣勝負だ。

　明日はシラキュースのAlliance Bank Parkでの３Aの試合を観に行くその試合の審判は三人制で行われ、その一人がメジャーを目指す、日本人初の３Aアンパイアーの平林岳氏。楽しみ・・・。

（つづく）

０９メジャーリーグ観戦紀行の写真特集

ここから望む、クライスラー・ビルの雄姿はこれが精一杯。

セントラル・パークとアッパー・ウエストサイドを望む。 その左に見えるのはハドソン川。

４２丁目の「Ｂｒｙａｎｔ　Ｐａｒｋ」街中にある緑のオアシス。 ここで小休止。

歩行者天国の「Ｔｉｍｅｓ・Ｓｑｕａｒｅ」

スタジアムと地下鉄高架の距離は、凡そ３、４メートル？？ 前スタジアムと同様にライトが狭く、左打者に有利な構造。

今日の座席からみたスタジアム内。 土曜日ということもあり、満席状態。

レフト側をのぞいてみた。一睡の隙もないほど観衆で溢れている。

ヤンキー・スタジアムのＧａｔｅ６。スタジアム・ツアーは、ここから出発。

Ｍｒ．Ｏｃｔｏｂｅｒ、レジー・ジャクソン選手のサインボール。

ベーブ・ルースのユニフォーム。

打席はディレク・ジータ選手。 投げるはアスレティックス先発のゴンザレス投手。（投げた球も見えます）

ブルックリン・サイクロンズの本拠地、キースパン・パーク。 レフトの向こうは遊園地。

二階の特別席もスタンドもいっぱい。球団の努力が実っている。