#47 Ump.
6月16日(土)雨のミネアポリスからAA3753便に乗り、快晴のシカゴには昼前に着いた。
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アメリカン航空3753便はこんな飛行機。パーサーのまくし立てるような早口で、甲高い声音の機内アナウンスにはさすがに辟易した。まァ、アメリカの国内線のアナウンスは何時もこんなもの |
ミシガン湖の北岸に位置するこの都市は「Windy City」とも呼ばれ、ニューヨークそしてロスサンジェルスに次いで米国第三位の都市である。ウィンディー・シティの名にふさわしくミシガン湖からの風が吹いている。
その影響か?カブスの本拠地Wrigley Fieldには時としてカゴメが飛来する。
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Chicago Cubsの本拠地Wrigley Fieldの正面入口。ボストンのFenway Parkに次いで二番目に古い球場で1914年4月23日に開場した |
春先は特に風が強く、レフト側内野の日陰席に座るときは夏でも防寒着を用意して行くと良い。
Why(なんで?)? ミシガン湖からの風は冷たく、夏支度で観戦しようものならば身体はブルブル、足はガクガク、歯はガチガチそして鼻水タラタラで風を引くようなもの。
初めてリグレーを訪れたとき、まさにその席に座ってしまった(?)のである。
更に不幸だったのはTシャツ一枚で観ていたのだからたまらない(そんなことだなんて露知らず・・・)
その寒さの中、ベースボールどころではなくなり、居たたまれずバックストップ裏の陽当たりの良い席へ不正進入(?)したのである(内緒にしておいて!!偉そうに言うことではないので・・・。イヤ、時効成立かも?)
それは筆者にとっていまだに忘れられない出来事であり、思いで深いリグレー・フィールドになった。
シカゴ訪問は今回で四度目だがWrigley Fieldでの観戦は4 、5戦目になる。
ちなみに初めてシカゴを訪れ、リグレー・フィールドでゲームを観たのは1999年4月30日。
翌日の5月1日、カブス対パドレスの試合前に我が国の、その時の小渕恵三首相(故人)がカブスの人気選手Sammy Sosa相手に始球式を行った。その光景は筆者には思いで深いもので、今も当時の記憶が鮮明に残っている。
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1999年5月1日、当時の小渕首相がSammy Sosa相手に支給式を行った。写真には小渕首相の投げた山なりのボールが写っている |
また、シカゴは筆者にとって見所いっぱい、喰い処呑み処いっぱいの楽しい都市でもある。
今回泊まったホテルは繁華街から南方面に下ったMichigan Avenue沿いにある「Chicago Essex Inn 」というホテル。チェック・インし、部屋に入ってみて驚いたのはバースが無いじゃありませんか・・・・?
バースの代わりにあったのはシャワー室。「冬はシャワーだけだとさぞかし寒いだろうな」と思いながらも、冬に来ることはまずないし、今は夏なのでシャワーで充分かと思いながら汗を流した。
このEssex Innはシカゴ・オヘア空港からCTA(地下鉄)Blue LineのJackson駅で下車し徒歩10分、Red LineのHarrison駅からは5分程度の距離にある。北部のリグレー・フィールドへ行くにしても南部のコミスキー・パークへ行くにしても地下鉄の駅が近くて非常に便利なところにある。
しかし、この辺には食べるところや飲むところが意外に少ない。それが難点といえば難点である。
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キンジー・ストリートにある「Harry Caray Restaurant」の夜景。入口を入るとハリー・ケリーの上半身像が出迎えてくれる。右手がパブで左手がレストランになっている。お土産にはハリーのTシャツが絶対 |
部屋で小休止を取った後、試合開始時間には少し早いがWrigley Fieldに行くことにした。
地下鉄レッド・ラインの北行きに乗り、リグレー・フィールド下車駅のAddisonに着いた時には球場の周りは多くのファンでごった返し。
球場の周りには多くのレストラン、スーベニア・ショップ、スポーツバー、そして俄仕立ての個人の青空ショップが立ち並びファンを楽しませてくれる。
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センター後方の外にあるスポーツバー「Murphy’s」いつも多くのカブスファンで溢れている |
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右中間の外側にある住宅の屋根やべランダも絶好の観戦場所だ。もちろん入場料(観戦料?)は取られる。BBQに舌鼓打ちビールを飲みながらの観戦は最高であろう。要予約 |
試合前まではスポーツバーでビール片手に歓談する人、スーベニア・ショップで買い物する人、写真撮影に熱中しているファンなど等。老若男女に関わらず、みんな思い思いの時間を楽しみながらゲームを待っている。
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2004年当時はAddison通りに面した球場の脇にあったハリー・ケリー像 |
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ブリーチャーズの入口前に移設してハリー・ケリー像(写真のアングルが良くないネ |
カブス専属のアナウンサーだったハリーは自前バージョンの「Take me Out to the Ballgame」を歌い人気を博していた。1998年逝去)
チケットはWill Callで受け取る手はずを取っておいたので、早速窓口へ行ってチケットをもらう。
今晩はBleachersから観戦だ。実はこのブリーチャーズ席は値段が意外と高い。なんせ平均的な座席の値段と比べて倍ぐらい違うと思われる。筆者はこの席に$140も払って購入したんですヨ。チケットには席番が一応記載されているものの全部が自由席になっているんです。カブスファンが教えてくれたっけ・・・)
一度はこの席で観戦したいと思っていたので実現できて良かったァ。
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今夜のBleachersチケット。一応席番号が記載されているが、みんな自由に席を確保している |
ここに集まる熱狂的なカブスファンはBleachers Bumsと呼ばれ、男性は上半身裸でビール片手に観戦することで有名。女性の方も極めて軽装で足元はブリーチャーズ・サンダル(?)を履き、ビールも飲むしアイスも食べる。今日はそのブリーチャーズ・バムの気持ちと雰囲気を味わう。早速、ビール。カ・ン・パ・イ!
しかし「暑いね。この席は・・・」そうなんです、西陽がきつく暑いのでも有名なんです。
「よくもこんなに暑い思いをし、高い金を払って観戦するもんだネ」とよく言われることですが、この暑さもビール片手にゲームを観る重要な要素かもしれませんネ。しかし、みんな良く飲む、飲む・・・。
そうそう、試合前の打撃練習中に前日登板した松坂大輔投手が筆者のすぐ目の前で守備をしていましたネ。
一応「マ・ツ・ザ・カ」と声を掛けてみたんですが、聞こえなかった様で振り向いてくれませんでした。
仮に聞こえていたとしても、いちいち振り向かないというのが本当なんでしょう・・・。
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自軍の打撃練習のとき外野で守備する松坂選手。前日に先発したが敗戦投手になった。今季は正念場といわれている(赤と紺のウインドブレーカーを着ているのが松坂投手) |
それよりもレッドソックスの打撃練習中に筆者めがけて打球が飛んできたことには驚きました。
両手を合わせグラブに見立てて捕ろうとしたんですが、右手の平をヒットしてこぼれ落ちて行ってしまいました。惜しいッ!
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リグレー・フィールド自慢の蔦。この蔦に打球が絡まったり或いはボールが見えなくなってプレーが出来なくなった時には即Ball Deadで二塁打になる。それを確認するためにアンパイアーは快足を飛ばし、出来るだけ近づいて状況を観に行かなければならない。アンパイアーも大変である |
さて、今夜の試合はBoston Red SoxとChicago Cubsが対戦するInter-League。
これはAmerican LeagueとNational Leagueのチームが試合をするいわば我が国の交流戦です。
この両チームは、カブスが1871年創設、一方レッドソックスは1893年に創設された伝統のチームで今回五年ぶりに実現したカードとか・・・。楽しみだァ。
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ブリチャーズ席から見たスコアーボート。カブスが勝ったときは中央のポールに白地にWの旗が風になびく。七回表を終わり4−0でレッドソックスがリード。ヒット数も確認できますネ |
¥ 両チームの得点経過はこんなふうになった。
123456789計Red Sox0002011004Cubs0000003003
先発:John Lester
先発:Jeff Samardzija
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今はダグアウトに沿って観戦席が増設されたが、1999年当時はこの辺にブルペンがあったと記憶している(青いシートが丸く収まっている付近) この写真からはライトポールの外には球場外のブリチャーズが観戦しているのが確認できる |
ボストンの先発はここまで3勝4敗の左投手ジョン・レスター。一方のシカゴは5勝4敗の右腕ジェフ・サマルディージャが先発。
レッドソックスは4回、David Ortizが二塁打で出塁後、Jarrod Saltalamacchiaのライト越え2ランホームランで先行。6回には先頭のオルティスとサルタラマッキアが連続四球で出塁するとWill Middlebrooksのライト前安打でオルティスが生還。7回にも一点を加えカブスを引き離した。
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好投するレッドソックス先発のレスター投手。球審はAlfonso Marques、一塁Brian O’Nora |
余談だが、この日のトピックス、カブスのAlfonso Sorianoの緩慢プレーは4回に起きた。二死後、ソリアーノの打球は三塁手Will Middlebrooksのグラブへ収まり一塁のオルティスへ転送され封殺となった。この時、ソリアーノは何を勘違いしたのか一塁へ走る気配なく三塁方向を見ているだけ。しばらくしておもむろに走り出したが・・・。
この緩慢プレーがカブスファンの怒りをかった。球場全体のカブスファンから大ブーイングがソリアーノに浴びせられた。お金を払って観に来ているファンからすればそんな気の無いプレーを観に来ているのではない! ましてや遠くから、それも年に一度の楽しみだったファンにとってはたまらないことだ。
「最高峰のプレー」を観にわざわざ遠くから高いお金を払って来ているのである。
試合後、ソリアーノは「三塁ライナーでアウトだと思った」と弁解していたようだが、そんな言い訳は聞きたくない。それにも増して監督や僚友までがソリアーノを援護し「しょうがない」と・・・。
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BBQの美味そうな臭いが今にもしそうだ。ビールもさぞかしうまいことだろう・・・ |
さて、試合のほうは7回裏、カブスは先頭のJeff Baskerは二塁打、一死後Wellington Castiloが四球で走者一・二塁としLuis Valbuenaの左翼越え本塁打で 3点を返し1点差に迫るも反撃はここまで。
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走者一塁、バッターはLuis Valbuena。二塁塁審のTom Hallionはショート側に位置しています |
レッドソックスが対戦成績を1勝1敗のタイにした。勝利投手はジョン・レスターで4勝4敗、負け投手・ジェフ・サマルディージャ5勝5敗。Alfred Acevesに16セーブ目が付いた。
この試合を裁いたのはUmpire Crew Gで球審Alfonso Marques、一塁Brian O’Nora、二塁Tom Hallion、三塁Chad Fairchildの四氏。クルーチーフはメジャー20年目のトム・ハリオン。
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給水中の球審アルフォンゾ・マルケス。この日は暑かったので水分を充分補給していた |
球審アルフォンソ・マルケスはJoe Brinkman/Bruce Froemming Umpire Schoolの元インストラクターで、1999年にメジャーデビューし今年13年目のシーズンを迎えている。メキシコ出身で今年40歳。
翌17日はホテルのシャトルバスでJohn Hancock Centerへ繰り出した。
ミシガン・アヴェニューに面したこのビルの94階展望室からはシカゴ市内を一望にすることができる。
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ジョン。ハンコックセンターから見た北側の風景。ミシガン湖と高層ビルの調和が美しい |
眼窩にはWater Tower、南の方向にはWillis Tower(旧Sears Tower)そして北方向にはミシガン湖と高層ビル群を見渡せるシカゴ一の観光名所ではないかと筆者は思う。
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Water Tower(給水塔)1971年のシカゴ大火で焼け残った唯一の公共建物。ケンターッキーにあるLouisville Water Towerに次ぎ全米で二番目に古い給水塔である |
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ジョン・ハンコックセンターから見た南側の光景。二本のアンテナが突き出た黒い建物がウイリス・タワーである |
ここから眺める夜景はネオンの色がほぼ一色でセピア色のなんとも言えない光景で、感動的である。
(今回は見ることができなかったが、1999年に見た夜景の素晴らしさはいまだに忘れられない)
ジョン・ハンコックを後にし、シカゴ川方面へミシガン・アヴェニューを南下してみることにした。
この辺りからシカゴ川に架かるミシガン橋までの通りは「Magnifficent Mile」と呼ばれているシカゴの目抜き通りで、その通り沿いには数多くの有名ブランドショップやショッピングモール等が軒先を並べ、買い物客や観光客で賑わっているところである。
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Magnifficent Mileのからミシガン橋方面を(南行)を望むと古い建物が立ち並ぶ |
今日はMichigan Bridgeの袂から出ている14時15分発Shore Lineの「Chicago River Cruising」に$28.85(税込み)のチケットを購入し乗船してみた。
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シカゴ川に架かるミシガン橋北の袂から出発するショアー・ラインのクルーズ船 |
サァ〜出航。船はいったんミシガン湖方面へ上り、湖の入り口付近でUターンしシカゴ川を下って数々の橋、建物そして移り変わる建物の表情を観光するというもので「われを忘れ、時間をも忘れる事が出来る一服のとき」です。
しばし、シカゴ川沿いにある建物をご覧あれ。
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さァ〜、シカゴ川クルーズの出発です。先ずミシガン橋を湖方面に上っていくところ |
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リグレー・ビルディングとトリビューン・タワーの夜景 |
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Nuveen Buildingのミラーウォールに映った建物 |
クルーズを終えウイリス・タワーへ行ってみることにする。
途中Wacker Dr.のシカゴ川沿いに「とうもろこしビル」の愛称で知られている「Marina City」が見えてきた。何せ非常に珍しい建物でありChicago Theatreと並びシカゴの代名詞的な建物でもある。
下は駐車場、上はコンドミニアムやマンションになっているようである。
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とうもろこしビルディングの愛称を持つ61階建てのMarina City。1967年に完成。19階迄は駐車場で上階はマンションになっている |
確か、シカゴ劇場と共に、筆者の中学生時代の英語か社会の教科書にも写真が掲載されていましたヨ。
以来筆者の心に残っている建物で、非常に印象の深い建物です。
Wacker Dr.を左折しState Streetに入ると、今度はChicago Theaterが見えてきた。
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1921年開場のシカゴ劇場。開場初期には「行進曲の王様」と云われるJohn Phillip Sousa、「Take A Train」で有名なDuke Ellington、「Swing Jazzの王様」Benny Goodman等が演奏を披露した。
また、1980年代にはサザンロックの基を築いた「The All Man Brothers」、「Lady Soul」といわれた女性歌手のAretha Franklin、日本ではコマーシャルソングの「Volare(ボラーレ)」で有名なGhipsy Kingそして「Frank Sinatraを彷彿させるBig Band Style」のピアニストであり歌手のHarry Connick Jr.等が舞台を飾った |
シカゴ劇場を見たこの時、ブルバンドをバックに歌うフランク・シナトラを思い浮かべていた筆者がいた。いいね、シナトラは・・・。何がいいかってシナトラ・ショーだよ。本当のショーを演出出来る歌手は現在殆んどいないネ。しいて言えばこのハリー・コニックジュニアーくらいかも・・・?
古き佳き時代のエンターテイメントBig Bands & Big Singers。「The Voice」シナトラ、トニー・ベネットそして「New Yorkのため息」ヘレン・メリルなど等。懐かしいッ!
さて、ステート・ストリートを更に南下し、ループの下を右折してJackson Blvd.(ジャクソン通り)へ入ると程なくして右手にWills Towerが見えてきましたヨ。
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ウイリス・タワーのSky DeckとWillis Towerのロゴが見える |
展望台へ上る時間があるかどうか気になった。しかも多くの人たちが搭乗の順番を待っている。
「時間も余りなさそうだ」という訳でタワーに上るのをあきらめ、腹も減ったので近くのマックで5jのマックコンボ(Lサイズのコーラ付き)で遅い昼食を摂る。これが思いのほか美味かったナァ。
今夜はインター・リーグのシカゴ対ボストン三連戦の最終戦。
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リグレー・フィールドの内部にはカブスの選手のフラッグが飾ってある |
昨日より球場に着いたのが少し遅れたが人気は相変わらずすごい。
Inter League Chicago Cubs VS Boston Red Sox Game3 at Wrigley Field on June 17, 2014
123456789計Red Sox2001003107Cubs1010010014
先発:Maholm
先発:Moeales
試合は両軍の投手が6回まで共に2失点と先発の責任を果たし、勝負は後半戦にもつれ込んだ。
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グラウンド整備はこんな風にやるんだネ。日本とはずいぶん違うもんだ |
ボストンは初回に二点、そして四回にも一点、更に7回シカゴの中継ぎShawn Campsから先頭のDam,ell McDnaldの二塁打を足がかりに、サルタラマッキアの右翼前安打、Ryan Kalishの中翼前適時安打、Will Middlebrooksの中翼犠飛そしてDaniel Naveの投手前犠打等で3点をもぎ取り試合を優位に進めた。
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球審Brian O’Noraのセットの頭の位置(高さ)を注視してください。まさに捕手の右耳の高さに合わせセットしています。従来よりもセットが幾分低くなっていますネ。この位置からスロットを確保しトラッキングしています |
更に八回には1点を追加し、9回裏のカブスを1点に押さえこの三連戦を2勝1敗で勝ち越したを決めた。
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スコアーボードの時計は8時40分を指しています。また今日のアンパイアーの受持ちが審判番号と共に表示されている。5回裏カブスの攻撃。レッドソックスが3対2でリードしている |
一方のカブスは一回、一番Reed Johnsonが中翼二塁打出塁。二番Darwin Barneyは遊撃飛球で倒れるも、三番Starlin Castroの三塁打で一点を返す。さらに三回、六回に一点ずつ返す。九回はTony Campanaが左翼前安打で出塁後、三進。そしてDavid Dejesusの中翼犠飛でカンパーナが生還しただけに終わった。ボストンは12安打、シカゴは散発4安打。打撃の好不調が試合を分けたようだ。
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走者一塁。一塁塁審Tom Hallionの位置取りに注目。一塁ベースからやや離れています。
また、二塁塁審のChad Fairchildは二塁側の内野内に位置を取っています |
勝利投手Matthew Albertsは二勝目、敗戦投手Shawn Camps二勝四敗。
この試合のアンパイアーは球審Brian O’Nora、一塁Tom Hallion、二塁Chad Fairchild、三塁Alfonso Marquesの四氏で昨夜と同じアンパイアー・クルーだった。
試合を観終っての帰途Harrison駅で下車したとき「シカゴ最後の夜を楽しもう!」という事になり、近くのスポーツバーへ入りビールでカ・ン・パ・イ。野球談義に花が咲きビールが進むこと、進むこと。
こうして筆者の、四度目のシカゴの夜は「ビール」と「折から降ってきた真珠のような雨」と共に更けていったのである。
明日18日は不夜城New Yorkだ。何が待っているか非常に楽しみである。
シナトラの「New York New York」聞けるかな?それともLiza Minnelliかな? おやすみなさい!
To be continue.(続く) |