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2016年UDC審判講習会に参加して


 2月27、28日とUDC主催の3人制,4人制審判講習会に参加してきました。
 複数人の審判は、2人制で行うことが殆どであり、3人制,4人制審判は、数えられるほどの経験しかなかったため、非常に勉強になりました。<簡単なスケジュール>
 第1日目
午前:3人制フォーメーション(座学)
午後:3人制フォーメーション(ドリル)

 第2日目
午前:4人制フォーメーション(座学)、規則改正説明
午後:4人制フォーメーション(ドリル)

 3人制審判ではno runnerのとき、内野ゴロや1塁塁審がgo outしたら、3塁塁審は2塁ベースの4〜5mまで行き、2塁での判定に備えることです。講習会では当たり前に行っていることも、特に試合では内野ゴロの時に2塁カバーに行かない3塁塁審が多いとのことでした。

 3人制、4人制に共通して言えることは、塁審がgo outする時は、トラブルボールのみで、イージーなフライ等は捕球確認には行かない。そのためにはプレイを読む(read)ことです。中途半端なgo outもパートナーに迷惑を掛けます。go outの意思表示を明確にする(他の審判員とコミュニケーションを取る)、間違ってgo outしても途中で戻らない。またgo outした塁審はプレイが落ち着くまで戻ってこないことです。戻ってきてしまうと、フォーメーションが崩れてしまいます。プレイが起こっているから、判定にいきたい気持ちは分かります。



現役MLBマイナー審判員の山内氏


 3人制,4人制は人数が多いため、パートナーとしっかりコミュニケーションを取らないといけません。パートナーに意思を言葉だけで伝えるのではなく、お互いの動きを確認することも必要です。誰かが間違っても、他の審判員がそれを補えば良いことです。

 基本的な動作も重要です。
・フェア/ファウルの判定はラインを跨ぐ。
・打球の捕球確認は必ず止まって見る。
・ボールに正対し、runnerはチラ見する。
・タッグプレイは、ボール・ベース・審判の位置取りをし、アジャストしてタッグをしっかり見る。
 捕球確認では、どうしても動きながら見てしまいます。ボール・ベース・審判の位置取りも上手くできていません。この2つは今後の課題です。ボールに正対することは、だいぶ身に付いてきました。

 これからも講習会に参加して技術を磨き、選手から信頼される審判を目指して頑張りたいと思います。


(2016年3月15日)



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