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WBC活躍後、胃かいようで体調をくずし、「やはり人の子」といわれたマリナーズ・イチロー(35)がまたもや、やってくれた。日本人選手では最多の日米通算3,086安打を達成。現在もその数字を更新し続けている。 つい先日、東京ドームでWBCの日本代表チームのピッティングコーチを務めた山田久志さんにお会いした。そのときもイチローの話題になったが、「彼なら50歳まで現役プレーヤーが務まるんじゃないのかな」と山田さんはおっしゃる。 希代のヒットメーカー、張本勲氏(69)も「日本最高記録は私の3,085安打。イチローはあくまで日米通算であって日本の記録ではない。これは負け惜しみなどでなく、それが記録というものの正当なあり方ではないだろうか。でも、ヒットを打つことに関しては私より数段上。あっぱれだ」と称賛している。 今季のイチローは開幕から8試合欠場したハンデはあるものの、200安打達成まで、緊迫感あふれる打席を見せてくれそうだ。 |
(「損保のなかま」2009年6月1日付より)
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