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日本のプロ野球を背負って立つ頼もしい若者二人にスポットを当ててみたい。つい先ごろ終わった五年目のセ・パ交流戦。 今年はWBCで活躍した選手の顔も見られるとあって、リーグ戦とは違った盛り上がりをみせた。その中でひと際注目されたのは、WBCの代表にもなったマー君こと楽天の若きエース・田中将大(20)と、巨人の立派なリードオフマンに成長した坂本勇人(20)の二人である。 今やこの二人、リーグを代表するスター選手にのし上がる勢いを見せているが、兵庫県出身で小学生時代の六年間は同じ少年野球チーム「混陽里(こやのさと)タイガース」に所属。幼少の頃からのライバルという因縁がある。 日本を代表するプロ野球界のエースと好打者。少年時代からのライバルが、新たな名勝負伝説≠作る日も近いような気がする。 |
(「損保のなかま」2009年7月1日付より)
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