(5)産湯でグッタリ、ガックリだ |
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今年も今月を入れますと残り3カ月となりました。ところで男の平均寿命は78歳と言われています。上手くいきますとわたしはあと14年も生きられます。
という訳で来年は「心機一転」ゼロ歳からはじめようと心ひそかに思っています。 14年とは中学卒業の年齢です。心がわくわくしてまいりました。 来年はゼロ歳児からの出発ですので、どこかで「産湯」をつからないといけません。もちろんその前に滝にうたれて、身も心も清めなければいけません。滝にうたれるのは寒いので、暖かい温泉の滝にうたれることにします。 身も心も清めたところで、冷たいビールで喉、胃腸、大腸、小腸、肝臓を清めます。ついでに尿道も清めます。それから産湯につかるのですが、どうしたらいいでしょうか。 あぁ、「産湯」だなんて、読んでいる方も気分が悪くなって来たと思います。書いているわたしも気分が悪くなって来ました。 3年間も自己満足の作文を月2回書いておりますと、当たり外れが多くなります。「継続は力なり」と言いますが、わたしの場合は「継続は元気なり」です。 男は元気がなくなりますと、威張れなくなりガックリきます。 14年だから楽しいのです。あと50年と考えますと、やはりしんどくなります。ここが若い皆様と違うところです。 ここに「しんどい」を感じない人がいます。東京都知事の石原慎太郎氏73歳です。もっとも問題発言か多い、呆れた「政治家」だとわたしと思います。 2016年のオリンピックに立候補しました。11年後はこの人は84歳です。生きているつもりでしょうか。 42年前の東京オリンピックの跡地は有効に使われていると思います。だが跡地だけでやろうとは思っていません。狙いは五輪誘致を口実に大型プロジェクトによる新たな道路・施設建設です。なんと8兆円を超える投資を実行しようとしています。 石原様。74歳まで生きたのだから80歳を過ぎてまでの事を考えないでください。これ以上都市を痛めつけないでください。都民税をオリンピックに回さないでください。生活に困っている人がたくさんいるのです。 わたしは、42年前の東京オリンピックの時には渋谷区の会社に勤務していました。オリンピックの期間だけ不思議なことにホームレスの姿を見かけなくなりました。終わりますとドッと戻ってきました。決してオリンピックでは豊かになりません。 石原様、男の平均寿命は78歳です。80歳までに「太陽の季節」の続編で「無責任の季節」でも書いてください。 また「不名誉毀損」「故人中傷」で訴えられますかー。あぁ、すいません石原様は73歳でまだ元気でしたね。 前回の「ガックリしない人もいるものだ」に対して、知り合いの議員さんのHPにこんなことを書かれてしまいました。
相手にとって不足はないが、面倒なことに巻き込きこまれますと、大好きな草野球の審判もできなくなりますし、何よりも愛読者が多いこの作文が書けなくなります。 石阪町田市長と石原都知事のお二人に「石」を投げられたら「どうしょう。どうしょう」と悩む、今日この頃です。 |
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(2006年10月1日) |