(13)詐欺師もガックリ
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 人間は誰しも食欲・性欲・物欲を生きている限り持ち続けます。この3つの欲を満たすためには「金銭欲」が深く係わってきます。

 金銭欲のために一生懸命に働くのですが、中には働かないで金銭を得ようとする「輩」がいます。先日も電話で。

「金を買いませんか。200万円投資すれば1年後には250万円になりますよ。1年で50万儲かるのです」。

 わたしははっきりさと応えてやりました。

「金を買います。だから貴方がわたしに200万円貨してくれませんか。50万円儲かるのですから、来年230万円にしてお返します。わたしの儲けの分の30万円は貴方に差し上げますよ」。
「…………」
 だいたいこんな会話をしますと電話が切れてしまいます。

「小豆かいませんか、大豆どうですか。確実に儲かりますよ」
「すいません豆類は子供の時から大嫌いです。鬼は外ー」

「お墓を今のうち買いませんか。一区画50万円です」
「実は埼玉の所沢に親類の無縁墓が3つあるのです。相談に乗ってくれませんか」

「リーフォームしませんか。かなり痛んでいますよ」
「親戚中が土木関係の仕事をしていますので、何か仕事ありませんかねー」

「白アリの検査をしませんか。白アリ対策は早めに」
「どうぞ自由に検査してください。わたしはこれから出かけます」

 わたしは電話での勧誘にも相手の気持ちになって、立場を理解してお断りします。

「すいません。いまお食事中で、今日はおすき焼で、今、お箸を休めると、お肉をガキに取られてしまうのです」とやんわりと対応いたします。

 金銭に絡む犯罪の中で一番「高尚?」なのは詐欺ではないかと思います。同じ1億円の被害でも、人を殺せば死刑または何十年も刑務所暮らしです。ところが詐欺師は、せいぜい刑期は5、6年。2、3年で出所する人もます。

「結婚」詐欺師などは80歳過ぎてもやるそうです。あまり「元気」がいいので思わず「表彰状」を贈りたくなります。

 大物詐欺師はわれわれ庶民を相手にしません。億単位、それも10億単位のお金持ちを狙います。彼らは「絶対に詐欺にあわない」という自信家を騙すのに生きがいを感じるそうです。

 大物詐欺師の被害に遭いますとショックで自殺をするか。また世間体をはばかり知らぬふりをして「別口」で埋め合わせをしています。その「別口」が我々の税金だったりするお金持ちもいるのではないでしょうか。

 われわれ庶民を狙う詐欺師は1万円〜数百万円です。一寸の顔見知りで1万円貨しますと、3日後には菓子折りと1万円持ってきます。しばらくすると5万円貨してくれと。そして3日後に5万円と利子5千円つけて返してくれます。

 この繰り返しで100万円まで貸すと「どろーん」です。
 差し引きの損害が80万ぐらいだから「まぁ、いいかぁ。いい人だったから」とあきらめてしまいます。ここが詐欺師の目の付け所です。一人暮らしのお年よりは要注意です。

 わたしの友人で、国債が一番安全と信じきっています。ところが国の財政が破綻してしまうと、過去の歴史にも国債は紙屑同然になりました。

「国債が安全」だと思わせるのも詐欺だと思います。現在でも国の借金はいつ潰れてもおかしくない借金財政事情なのです。国は潰れるわけがないかもしれませんが、国際情勢によっては円が紙屑同様になる可能性もあります。

 我々庶民は「国の詐欺師」からは身を守り。忍び寄る「詐欺師」からも身を守らねばなりません。解決策は唯一つ、わたしたちが詐欺師なることです。

 いっそうのこと団塊の世代を狙った「結婚詐欺師」にでもなって全国を放浪したいとは思いませんか。捕まっても刑期は2年ぐらいです。その間に「充電」をすればまた「結婚詐欺」ができます。

 うーん。やっぱり一円単位で物事を考えてコツコツ生きていくことにします。
(参考文献・藤本義一の金に泣く人笑う人・青春出版社)
                     
 友人から送られてきました「花の写真メール便」をご覧になって、猜疑心を捨てて心を清めましょう。


















「花の写真メール便」撮影・北出千万城(伊豆下田爪木崎にて)
菜の花、アロエ(赤い花)、水仙、そしてメジロ


(2007年2月1日)


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