小説さ 小説さ
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 鶴見川遊歩道の散策の日10月15日はあいにくの雨で中止になってしまいました。

 八木下文子さんにメールで、八木下様へ
「今日は残念ながら中止です。もしよろしければ駅前のガストでお昼ごろ食事をしませんか」石原友二郎より

 すぐに返信が来ました、巴様へ
「了解しました。ちょっと用事がありますので2時にはガストにいきます」
山元富士子より

 食事をしながら二人の会話は弾みます。

「先日、会社のOB会で一泊旅行にいったのです。その時のお話なのです。宿について部屋で仲居さんが『寝巻きは大・中・小とあります』と説明をしてくれました。そのあと面白いことになりましたね」

「それで それで 聞かせてください…」

「フーさんという人がね『仲居さん。大・中・小だって?俺は下【げ】でいいよ。いままでずっーと下で生きてきたのだ』。仲居さん困った顔していました」

「そこで助け舟を私が出してあげたのです。大・中・下は天丼だろう。みんなで大笑いをしましたよ。寝巻きに大・中・下はないよなぁ…」

「あら。巴さん。天丼は上・中・並ですわ。みなさん面白い方ばかりですね…」
 そこで二人は大笑いをしました。

「それではうな重の上を食べましょうか」
「あら。わたしは下でいいですわ」
「これは一本やられました」
 またまた。大笑いです。


10月15日 雨 2回目のデート
 Tさん。今日はごちそう様でした。
 とても面白いお話、楽しかったです。

 また、Tさんの尖閣列島のお話とても勉強になりました。日本の領土を宣伝しなくてはいけませんね。

 それに関連して沖縄の普天間基地をはじめ、日本にあるアメリカの基地の重要性を強調するのはおかしいですね。尖閣列島だけの問題でないということも分かりました。

 Tさんはいろいろ勉強しているのですね。これからもお話してください。今日は楽しく、ためになる一日でした。

山元富士子・ブログより


10月15日 雨 楽しい会話
 いつも雨の日はやることがなく暇をもてあますのですが、今日はU子さんと食事をしてきました。

 それは、それは楽しい食事でした。少し難しい話もしましたが、私を知っていただくにはいい機会だと思いました。

 U子さんはとても頭のいい人だと思いました。新聞などもよく読んでいまして、私の言うことをよく理解してくれました。

 私が思いますには、日本はアメリカにも中国にもきちんと「ものを言う」態度が弱腰だと思います。

 言いたいことをきちんと言っておかないと、つまらない誤解を招くと思います。お互いの国が仲良くするということは、譲ってはいけないことは譲らないことです。

 11月1日は晴れると思います。鶴見川下流の遊歩道の散策楽しみにしております。

石原友二郎・ブログより



 先日、本物のフーさんに会いこれを読んでいただきました。
「しでえなぁー。俺は生きているよ。八王子1中ではないよ」
「小説だよ。小説。気なしない。気にしない」
「それもそうだ。半分は当たっているからな」
 というわけで、その日はまたまた、酒盛りになってしまいました。

 ここで二人の年齢が分からないという質問がありましたので、お答えします。
 巴 修平(石原友二郎)65歳 八木下文子(山元富士子)63歳

 お二人とも「人生花盛り」です。
 
★読者の声
楽しく読ませていただいています。お元気そうで何よりです。
嘘かもしれませんが、多少願望も含まれていますか?
なぁんて失礼なこと申し上げました。続きを期待して!(K子さん)


(2010年10月15日)


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