横丁の思い出 横丁の思い出


(17)横丁の思い出・本当の最終回
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 14回で書きました「横丁にも春が」の唄を作っていただきましたので掲載いたします。



カマキリ ★スタート:左から2つめの開始ボタンを押す
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[曲の読み込みに時間がかかることがあります]
おたまじゃくしとさかな

  横丁にも春が

        作詞・臼井淳一  作・編曲・もがみももよ  唄・44Band

1、





カマキリの子どもが 白い巣からはい出してきた
豆粒のようだけど 前足を持ち上げて ヨチヨチ歩く
暖かい陽射しが イチジクの木の下を照りつける

皆(みんな)でそっと息を吸い カマキリの子どもを見つめる
横丁にも春が 横丁にも春が 子どもたちの心にも春が
4月からは上級生だ 大人に段々と近づいていく やだなぁー

2、





蛙のたまごが ぶつぶつ泡のように浮かんでいる
泡に寄り添うように おたまじゃくしが泳いでいる
暖かい陽射しが 小さなため池を照りつける

皆(みんな)でそっと息を吸い おたまじゃくし見つめる
横丁にも春が 横丁にも春が 子どもたちの心にも春が
4月からは上級生だ 大人に段々と近づいていく やだなぁー

3、





小さい魚が川面黒く うようよと集まっている
座布団の大きさで 形を崩さずに動いている
暖かい陽射しが 川面いっぱいに照りつける

皆(みんな)でそっと息を吸い 座布団の小魚を見つめる
横丁にも春が 横丁にも春が 子どもたちの心にも春が
4月からは上級生だ 大人に段々と近づいていく やだなぁー

 





 この唄を孫たちに聴かせましたら、リズムよく踊りだしました。そして何回か聴いているうちに唄いだしました。

横丁にも春が 横丁にも春が
子どもたちの心にも春が
4月からは上級生だ 
大人に段々と近づいていく 
やだなぁー やだなぁー


「団塊の世代」の人たちが「フッフッ」と笑って頂けるために作った詩です。作・編曲・もがみももよ氏と44Bandの皆さんが見事に子どもたちの心もつかんだようです。

 先日こんな励ましのお便りを頂きました。
『いつも楽しく、時には同感、同感と思いながら読ませていただきました。長い間お疲れ様でした。不定期でもずっと続けてください。継続は力なりですから。お孫さんたちとにぎやかに過ごされているようでいいですね』

 孫たちが大きくなり、そして結婚して子どもが生まれ「昔、昔、面白いおじいちゃんがいたのよ」と語ってくれたら嬉しいです。

 それにしましても最近の政局は頭に来ることばかりです。
「政局にも春が」ではなく「庶民に鞭打つ五月」。
♪ガソリン値上がりし 庶民の生活苦しくなるよ ♪やだなぁー♪やだなぁー

 うーん。政局のお話は今回はやめておきましょう。せっかく良い唄を聴いたのですから。

「横丁にも春が」のCDができましたら、先着50名の方に無料で差し上げます。但し、手作りですので少しお時間がかかります。ご一報ください。

「何々、タダほど怖いものはない」大丈夫ですよ。暫定税率が復活したので「CD財源」が確保できました。
 わたしのささやかな「抵抗」です。


(2008年5月15日)


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