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新年明けましておめでとうございます。
昨年はとてもいいことがありました。ここだけの話ですが、3億円ジャンボ宝くじが年末に当たりました。 すぐに銀行に行こうかと思いましたが、昔、むかし500円が当たり喜んで引き換えにいきましたら「一週間後です」といわれガックリ来ましたので、今回は慎重に年明けまで待つことにしました。 まず考えたのは3億円をどこの銀行に預けるかということです。大手の銀行には絶対に預けたくないです。大手の銀行は「貸ししぶり」や「貸しはがし」をやっているので、庶民の味方ではないのです。 そこで地元の鶴川大倉信用金庫に3億円を預けることにしました。早速31日に電話をいたしますと対応がとても丁寧でした。鶴川大倉信用金庫のいいところは、零細企業や地元の商店にも気前よくお金を貸し出していることです。 それに比べますと大手の銀行は中小零細企業や地元商店には中々お金を貸してくれません。私の当たりくじの3億円は大手銀行なので、すぐに現金に買えるように電話でお願いしました。 ところが現金ではなく「預金にしてください」という返事なのです。私は断固として「大きなダンボールをもっていくから現金でお願いします」と強く、強く言いました。 ところであちこちの企業で不況を理由にした非正規社員・派遣社員の解雇や新卒者の内定取り消しを行っています。それも年の瀬も押し詰まった12月にやるとは驚きです。 100年に一度の不況と言いますが、企業に取りましては、このような慣例をつくることは100年の一度のチャンスなのです。ちょっと景気が悪ければこれからはすくにやるかも知れません。 大手のある自動者会社の儲けて貯めこんだお金はいくらあるかご存知ですか。なんと18兆円もあるのです。 18兆円の0.2パーセントを使えば非正規社員・派遣社員の解雇や新卒者の内定取り消しをしなくてもすむそうです。 百万円の0.2パーセントは2千円です。えーと1千万円は2万円。えーと1億円は200万円です。 18兆円の0.2パーセントはいくらになるのでしょうか、どなたか計算してください。何しろ数学は苦手なのです。 大金持ちは「ケチ」だといいますが、ここまで日本の大金持ちも「ケチ」になったのには驚きました。 0.2パーセントを「ケチ」っておいて赤字・赤字と宣伝しているのは大企業です。そのために内需も冷めてきます。日本経済は氷のいらない冷蔵庫になってきます。おっと電源のいらない冷蔵庫でした。 その「ケチ」のシワ寄せが中小零細企業と庶民に突き刺さっています。これまで不況の時には「痛みを分かち合う」のが日本経済の良いところでした。それを大企業は完全になげすてています。 「世界不況」といいますが、アメリカが不況になっただけです。日本が何時までもアメリカに依存しておりましたので、不況の波は「大波」として日本に押し寄せて来ただけなのです。 アメリカに政治・経済のすべてを依存していなければ、今回の不況の波は「小波」として受け止めることができたのです。 11月までは働く場所と住む所があった人が、新年を迎えてすべてを失うなどという異常事態は許す事はできません。 不況にも負けず 景気にも左右されず あぁ 宝くじ当たらないかなぁ
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(2009年1月1日) |