思うがまま…II

臼井淳一
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(37)長野県川上村・町田市自然休暇村

 脳梗塞で倒れた友人のフーさんの病状が少し安定しました。2回目の面会で「わたしがたれか分かったら顔を触れ」。顔を振って手を力強く握ってくれました。思わずジーンと来てしまいました。1回目の面会の時には全く反応がありませんでした。

 リハビリの先生に聞きますと「回復は半年を目指しています」とのことです。この言葉で少し安心しました。何しろわたしにとっては女房より古い付き合いのある友人なのです。

 病室に先生の許可を得まして「面会ノート」を作ってきました。彼の目がはっきり見えるようになったら見てもらうためです。多くの知人・友人が書き込むでしょう。

 今日5月31日にあたふたと「思うがまま」を書いています。明日6月1日にも審判を終えて面会に行く予定です。

 そんなわけで久しぶりに「旅」をしてきました。5月23日〜24日にかけて、長野県川上村にあります「町田市自然休暇村」に行きました。

 わたしは車で行く場合は「東名」や「中央高速」は利用しません。その最大の理由は「寄り道」をしたいからです。朝の5時に出れば一般道もスイスイ走ります。

 走っていますと女房が「山の上になんかある」。車を止めて見て見ますと木でなにか組立ている物体が見えました。

車を発進させて嗅覚を頼りに、Uターンを繰り返し目的地に着きました。この場所は古い城跡で狼煙台も復元されていました。道標もないので再度いけと言っても行けません。






  今回の「旅」も寄り道は2日間で神社・仏閣・古代遺跡・天然記念物上川犬と12カ所を観ることができました。2日間とも天気がよく八ヶ岳、南アルプスがよく見えました。

天然記念物上川犬の場所を農夫の方に聞きますと「少し行くと村役場がある。隣の喫茶店に犬いる。5年待たないと買えない」。こんな山奥に喫茶店があるのかな?と思い行きますとモダンな「林業センター」の中に上川犬はいました。これも旅の面白さです。

 なんと帰りの道では富士山が大月まで車から見え隠れしてくれました。いままで甲州街道は何回も走っているがこんなことは初めてです。

 それでは写真を見てください。
そうそう自然休暇村で夜に「月」と「土星」を見せてくれました。本物の天体望遠鏡で見たのは初めてです。土星は歪んで見えましたがリングはありました。

 また、そうそうです。お昼に一番高いお蕎麦を頼みました。なんと食べ放題でした。残念ながら2枚しか食べられませんでした。限定10食2100円は失敗でした。そのかわり自然休暇村の料金は「簡保の宿」の半額でした。料理もおいしかったです。

 2日間の「旅」はいろいろな意味で収穫がありました。

 フーさんが元気になったら長野県川上村町田市自然休暇村に連れて行ってあげたいです。















(2013年6月1日)



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