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わたしは月に2回通院しております。よく「病名」を聞かれるのです。詳しく説明するのは面倒なので「心臓停止症候群」と答えています。よーく考えてみますと、この「病名」は当たっています。最後はどんな病名でも心臓が停止するのです。 それでは「症候群」とはなんなのか。それは簡単です。病名が新しく発見されますと、面倒くさいので「〇〇〇症候群・〇〇〇失調症」とつけてしまいます。すると患者は納得するのです。まぁ。今の流行の病名です。 そう考えますと、わたしがつけた「心臓停止症候群」は一番正確な「病名」ではないでしょうか。 よく入退院を繰り返して10年も20年も長生きしている人もいます。そうかと思いますと、わたしみたいな「通院」をして、1年ぐらいでポッコリ「逝って」しまう人の例もあります。病名は皆同じ「心臓停止症候群」です。 先日、友人の奥様の病気お見舞いに行ってきました。かなり重い「病名」のようです。1カ月前まではお元気でした。見たところ変化はありません。友人は「病名」に大きな「不安」を感じております。 わたしは「科学」を信じますが、人間の「命」に限ってはあまり科学を「信用」しません。どうせ何時かは誰でも「心臓停止」になるのです。遅いか、早いかの違いだと思っています。 重い病名だからといって、すぐに心臓は止まりません。入院することにより元気になる人もおります。これを「奇跡」という人がいますが、それは違います。人間の身体には「復元力」があります。「命」は科学では計り知れない神秘性と「尊さ」を兼ねそなえています。 今、イラクを中心に「科学」という兵器で多くの人が亡くなっています。これには「突然殺人心臓停止症候群」という「病名」をつけなければいけません。 世界中が「突然殺人心臓停止症候群」という「病名」に巻き込まれる恐れがあります。この病名ぐらい怖い、怖いものはありません。 戦争やテロは「命の尊さ」をまったく無視した行為なのです。人間は本来「賢い動物」なのです。戦争やテロは「話し合い」で解決できるのです。 「命の尊さ」を考える世論は世界各国で「熟」しているのではないでしょうか。21世紀こそ、人類は、戦争やテロを撲滅する「世紀」にしていかなくてはいけません。 「心臓停止症候群」という「病名」で亡くなることが、世の中は「平和」ではないでしょうか。 「いーや。おいちゃんやおばちゃんより俺が先に逝っちまって、悪いと思っているよ。これだけは反省しているよ。頑張れ桂子ちゃん!」……(車寅次郎) @ご意見番・川柳 「個人責任」唱える 政治家「無責任」 年金は納めなくても 委員だね 議員さん 個人責任 怖くて行けない イラクの視察 (2004年5月1日) |
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