「団塊の世代」とは、一般的に1947年から1949年までに生まれた世代のことをいいます。いわゆる第一次ベビーブームに生まれた人たちです。また「高度成長時代」を支えたのも団塊の世代です。
数年前、お酒の席で「団塊世代」を『だんこん(男根)世代』と大きな声で発言した「団塊の世代」の女性がおりました。思わずビールをこぼしそうになりました。が、深く深い意味を考えますと。なぜか「納得?」してしまう説得力のある神秘的発言でありました。
わたしは「団塊の世代」の人たちとなぜか「ウマ」が合います。友人・知人も多いです。あと3年〜5年を経ちますとこの世代は定年を迎えます。わたしが知っている団塊の世代の人たちは「根性の人&楽天家」であります。まぁ、一言でいいますと「逞しい」世代です。
今、どこの会社でも「整理・整頓」して、「生き残り」を図ろうかと必死に模索しております。その結果、まだ「能力」「気力」「体力」があります。団塊世代を対象とした「リストラ」を行っております。
「団塊の世代」の人たちは、わたしと3歳違うだけで厚生年金支給額が大幅に減額されてしまいます。厚生年金改革だけを見ても60歳〜死にいたるまで、よくぞ支給額に細かく「差」をつけたかと思います。これは一種の「差別」であります。「上を見れば…。そして下を見れば…」なんとなく「ごまかされて」しまうように、巧妙に作り上げられたのが「年金改革」であります。
「年金改革」に爆発的な怒りを感じて、大きな「国民運動」がなぜ起きないのか。わたしなりに「分析」してみました。
それは「国民年金」〜「議員年金」まで。複雑に別れております。そして、年金を払えない・貰えない「無年金」の人にとっては「関係」ない出来事なのです。ここが年金改革の盲点でもあります。
まぁ、裏を返せば年金改革ぐらい姑息な「国民騙し政策」はありません。この年金改革を、姑息な方法で、だれが推進したのか、わたしたちはしっかり覚えておく必要があります。
先日、40歳台の女性に「貴方は団塊の世代ですか」と聞いて、「15歳も年上に間違えられたのは生まれて初めて」と、プンプンに怒られました。
わたしにとっては、中高年はすべて団塊の世代に見えるのです。このくらいおおらかに、姑息な手段を使わないで、年金改革も「60歳を過ぎたら全国民に一律20万円支給しますよ」。とぶち上げてくれれば、景気は良くなるし、結婚率も出生率も「バーン」と良くなるのではないでしようか。
「団塊の世代」と協力して「なんとかしょうぜ。この日本」。
寅「俺も団塊世代かね?それともダメ世代かね?」
おばちゃん「寅ちゃんは《空襲の世代》。何度もおんぶして逃げたよ」
(わたしも、おんぶされた《空襲の世代》の生き残りです。8月15日は終戦記念日)