2001年3月31日。何の日でしょうか? そうです『小沢勲の成してきたしごと エントツ復刻2 木俣 敏編』の本ができた日です。完成まで丁度5カ月かかりました。いま、右目で画面を見ながら作文を書き、左目でレンガ色した出来たての「本」を見ています。
うれしいです。「やったー!」「バンザイ!」木俣さんにも電話しました。こんなハッピーな日に、北原さん、金光さんと祝杯をあげたいのに、二人とも急に仕事が忙しくなり、徹夜だという。そう言えば「小沢先生」の仕事をボランティアではじめてから、北原企画の北原さんは、なぜか急に仕事がどんどん入ってくるようになりました。これも北原さんの「人徳」でしょうか。
出来立ての「本」を読んでいるうちに、また、大発見をしました。89ページの「わたしは、このようにして作文を始めた」小沢 勲。この95ページに私の作文が載っておりました。
こんな幼稚な文章しか書けなかった私が、先生の指導で「うらめしい花火」「働く子」(小沢先生のこと〈1〉に掲載)が書けるまでに成長していくのです。あらためて小沢先生のT凄さUを再確認いたしました。
「本」のあとがきに編者の木俣敏さんがこう書かれています。
むかし「こんな教師がいた」というたんなる過去形として語られるために、わたしたちはこの小沢勲の成してきたしごと集を編んだのではありません。潤いを失いつつある教育に直面している教師や父母たちが、この本を契機に人間性の健やかな回復や、子育てに対する自信をとり戻してもらいたい。
この「本」を手にされたことが、明るさを生み、21世紀を歩んでいくあなたのちからとなれば、このうえもありません。(木俣 敏)
まだ、「本」はたくさんあります。どんどん注文をお願いします。