臼井 淳一

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(11)イラクの子供たちへ


 先日、パスポート申請の手続きを行なって参りました。
 もちろん「人道支援」のためにイラクにいくためです。このことを小泉の純ちゃんとお話しした「夢」を見ました。

淳ちゃん「自衛隊員は危険ではないのですか」
純ちゃん「彼等はしっかり日頃訓練しているから」
淳ちゃん「なんのための訓練ですか」
純ちゃん「自己防衛のための訓練です」
淳ちゃん「人道支援をしながら、自己防衛もするのですか」
純ちゃん「相手はなにをやるか分からないから」
淳ちゃん「相手とはだれなのですか」
純ちゃん「テロリストです」
淳ちゃん「軍服を着ていけばテロリストの標的になるのでは」
純ちゃん「大丈夫です人道復興支援ですから」
淳ちゃん「それなら私もいかせてください」
純ちゃん「イラクは危険かいっぱいなのです」

 ということでイラクが本当に平和な国になりましたら、いってみたいと思います。

 最近のイラクでは民間人も米兵も多く亡くなっています。自衛隊がいくことによってイラクのテロリストはますます活発になるのではないでしようか。また、「テロリスト」とはもともと「戦闘」ではないでしょうか。ということは「イラクへの人道復興支援」ではなく「アメリカの戦闘支援」に日本が手を貸すのではないでしょうか。

 イラクの多くの国民はアメリカの軍事統制を歓迎しておりません。失業者は増大し、治安はますますひどくなっています。イラクはまだ戦闘状態の国ではないでしょうか。

 日本の果たす役割は「人道復興支援」の名の元に自衛隊を派遣することでしょうか。もっとほかにあるのではないでしょうか。


イラクへの人道復興は「軍服」を着ていては絶対に進みません。

スポーツのユニホームは平和の「シンボル」ではないでしょうか。

(2004年2月1日)



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