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[21]ストレスをストレートに

 テレビを見ている時間は1時間。新聞を読む時間は30分、ラジオを聴く時間は3時間(TBSラジオ専門)、インターネットをやっている時間は5時間。この5時間はラジオを聴きながらも含まれます。

 忘れていました「読書」ですが、これが極端に減りました。ほとんど無くなりました。というより読む暇が無いのです。

 もう一つ目が疲れるので昼寝が1時間ありました。

 これがわたしの「野球審判」がない日の生活パターンです。「作文」を書いている時間は「ゆとりの時間帯」になるべく書くようにしています。

 さて何を書くのかを考える時間帯は実は寝る時間帯なのです。24時間全く無駄に過ごさないのがわたしの生活パターンです。

 絶えず何かを考え、絶えず仕掛けを考え、絶えず問題提起を考え、絶えず挑発じみたことを考え、また頭が痛くなったら寝ることを考え。そして最後は放り投げることを考えています。

 格好いいことを言っていますが、実は、実は「自己中心」にすべてを考えています。ただ一つ自分を褒めたいことがあります。「自己中心」を自分の中に留めておかないことであります。すべてオープンにしています。

 そのためにわたしと係わりあいを持つ人は、オープンという「ストレス」をストレートに投げつけられて、なかなか打ち返さず三振ばかりしています。

 中には打ち返してくる人もいます。ここは「シメタ」と思い、さらにストレスを投げ返します。こんなキャッチボールをやりながら信頼関係を築いていくのは、わたしの得意技でもあります。

 一番困るのは「イエス・マン」タイプです。「従順」「疑問を持たない」「川の流れに身を任す」このタイプの人間は言われたことはやるがそれ以上は望めません。

 本当のことを申し上げますとわたしも典型的な「イエス・マン」人間でした。「まじめ」という鎧(よろい)と兜(かぶと)でガッチリ身を守る人間でした。

 グェーッ、信じられない。

 ただ一つだけ長所がありました。それは「勉強が大嫌い」「努力が大嫌い」「好きなことしかやらない」。

 エッ。それって矛盾しませんか。この「長所」と矛盾を生かしてくれた先輩がいたのです。それでなければわたしは人生の「落伍者」になっていたでしょう。いや、這い上がってきたかも知れません。

 最近、こども、少年の凶悪犯罪が増えています。凶悪犯罪そのものは政治・社会の反映だと思います。

「悪すぎる」と言いますが、それは「悪くて当たり前」なのです。よい子がおかしいのです。わたしから言わせていただきますと、よい子は気持ちが悪いです。

「少年院」へ行っても「灯台」へ行っても、それは「通過点」です。大人と社会が「通過点」と認めてあげればいいのです。

 わたしの大好きな言葉 奈良・薬師寺 故・高田好胤住職の教えの一節

  かたよらない心
  こだわらない心
  とらわれない心
  広く広く、もっと広く

 と、思いながら自己中心に甘えています。


(2006年5月15日)


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