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[24]方向指示器(ウィンカー)

 最近、ウィンカーを出さない車をよく見かけます。左折・右折レーンの最後尾着いた時にウィンカーを出していないと困る時があります。一度、車線変更して違反キップを切られたことがあります。

 それにしましても、ウィンカーを出さず、直前に左折・右折する車の多いのには頭にきます。ウィンカーを出すと「豆電球」が減るとでも思っているのでしょうか。

 ウィンカーを出さない車をよく観察しますと。
1、意識して出さない。
2、完全に忘れている。
の2つに分けられます。

 特に気をつけなければいけないのは「2のタイプ」です。このタイプは女性と高齢者に多いです。

 実はわたしも無意識でウィンカーを出しっぱなしで目的地まで運転したことがあります。対向車がライトで合図しているのも気がつかないのです。

「2のタイプ」の運転をするようになったら「要注意」です。

 ウィンカーを出すと「カチカチ」という音が最近の車は出ません(わたしの耳が遠くなったのかも知れません)。

 また、大昔の車は羽根のような物が飛び出して、とてもわかりやすかったように思います(わたしは大昔の車は運転していません)。

 また、カーナビという便利なものを見ながら運転をいたしますので、右折、左折もカーナビでやっているような感覚になってしまいます。運転をしながら携帯電話し、食事もしています。「しながら運転」が多くなりました。

 ここだけの話ですが、運転しながらオシッコもきちんと紙コップを利用しまして、やったことがあります。後ろの車にかからないように気をつけて流しました。もちろん渋滞中です。とても、とても苦しい作業でした(詳細に書くわけには行きません)。グェーッたまんない!

 さて、話題を変えましょう。国の「方向指示器」はどうなっているのでしょうか。きちんと左右を見て国の内外の諸問題を解決しているのでしょうか。

 わたしは国の「方向指示器」は「2のタイプ」になりつつあると思います。そして国民のためという「方向指示器」をまったく出していません。

「2のタイプ」はただ単に忘れているだけですが、最近はだんだんと怖くなってきました。それは国民が存在していることを忘れて暴走車になっていることです。

 日本銀行総裁が「村上ファンド」の株を買って儲けていました。投資ではなく明らかな投機です。ギャンブルなのです。日本銀行総裁の重みが判っていないようです。

 単純に考えて日本銀行にお金を管理するところです。そのうち「1万円紙幣の横流し」などと------と不安になってきました。

 また、日本銀行総裁を任命した首相は今回のことで「問題なし」との対応です。こんなことが国際社会で通用するのでしょうか。

 内閣総理大臣、日本銀行総裁、一部国会議員と偉い人ばかりが、暴走車&高級車を乗り回し、日本という国を「方向指示器」なしで暴走運転をしています。

「示しがつかない」という言葉がありますが、悪いことをやる人が国の指導者でありますと、末端まで影響してきます。

 特に影響を受けやすいのはこどもたちです。いくら親や教師が頑張って教育しても、周りの大人が「示しがつかない」ことをやっていますと、善悪の判断がつかなくなる社会環境になります。

「オギゃー」と生まれた時から社会環境にこどもは影響を受けやすいのです。

 社会環境を形成している国の指導者の影響力は計り知れないものがあるのです。

 一度でいいから、渋滞の中を運転しながらコップでオシッコをする苦労をしてください。庶民がどんな「方向指示器」を求めているのかがわかります。


(2006年7月1日)


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