作 臼井 淳一


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 (5)嫁さんに赤ちゃんが

 今年の2月に結婚した息子の嫁さんに11月ごろ赤ちゃんが生まれる予定です。今からいろいろと「名前」を考えています。だが、名前をわたしがつけることはやめることにしました。いままで二人と一匹に名前をつけましたが、どうも家族には不評で「お父さんのつける名前はどこにでもある名前だ」といわれつづけてきました。特に犬の「ハッピー」は不評のようでした。

 わたしは、名前なんてものは「符丁」のようなもので、わかればいいと思っています。まぁ。10人の内9・99人が読めればいい、男の子は「男」とわかり、女の子は「女」とわかる名前がいいです。「薫」「馨」はいけません。

 わたしの子供のころ「根津峰子」(ねづみ・ねこ)という同級生がいました。彼女を相当いじめた記憶があります。臼井 光(うすくて・ひかる)などという名前をつけたら、この子が若いうちに「ハゲ頭」になったら最悪であります。臼井美江子もいけません。わたしの女房でこりごりです。
 
 つぎに「女の子」か「男の子」という問題になりますが、やはり「女の子」がいいです。しょせんわたしにとって「男」は敵であります。「女」は敵ではありません。世界中に敵が大勢いるのに、なぜ身内から「男の敵」をあえて出さなければいけないのか。(出すのではなくお生まれあそばす)。
 あぁ。この年になりまして敵がふえるのは辛いものがあります。
 
 女房はこういいます「息子みたいなやさしい、おもいやりのある男の子が欲しい」。わたしへの「あてつけ」ではないかと思います。頭と心と心臓に「ドーン」に響きました。

 さぁーて。来年の今ごろは赤ちゃんを背負い「ストライクー」「ボール」と審判をやっていると思います。選手の皆さん「女の子」にはボールを当てないでください。「男の子」にはどうぞご自由にボールを当ててください。
(赤ちゃんにではないですよ。念のため?)。

(2002年7月1日)



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