(♪上を向いて歩こうぉぉぉぉお♪ 今は亡き坂本九が歌っていました)

【木曜日編】



 こんにちは。ぼくは練馬区の上石神井小学校に通う、6年生の博というものです。
 僕の将来の夢はプロ野球の審判になることです。なぜ審判になりたいかというと、正しい審判をして、感動的な試合をたくさんつくりたいと思うからです。審判の仕事も、とても大変だと思いますが、試合を進めていく上でとても大切なやりがいのある仕事だと思います。

 今、学校では、「将来に向けて」という題で、自分のなりたいと思う仕事についてしらべ、それをクラスの友達どうし紹介しあうということをしています。
 そこで、教えてほしいことがあります。
・審判になるためには、どうしたらいいですか。・どんなことがたいへんですか。・審判をされていて、今まで一番うれしい、と思われたことはどんなことですか? ・監督に抗議されたら、どう対処するのですか。・必要な知識は、なんですか。
 お返事ください。お願いします。

 こういうメールをいただくと、もう、「あぁ、しあわせ、午後の紅茶が飲みたい!」と思わず叫びたくなります。もちろん返事は出しました。その中の一部分です。
 「博君、プロの審判、アマの審判でも、一番に勉強しなければならないことは、正しいこと、悪いこと。この区別を、日常生活の中でも正しく判断できる人間になることです」。すこしむずかしいかな?

 そして、ご返事もいただきました。
 臼井さんこんにちは。
 ぼくは練馬区の上石神井小学校6年の博です。10月17日にはご丁寧にお返事いただきありがとうございました。
 学校では、「将来に向けて」というテーマで自分のなりたい職業について調べているのですが、以前から疑問に思っていた問題がわかり、助かりました。お返事をいただけて、とてもうれしく思いました。

 今から、将来に向けて、「感動的な試合」をたくさんつくる審判になれるようにがんばりたいと思います。臼井さんもお仕事がんばってください。
 とりあえず、メールのお返事をいただきありがとうございました。

練馬区上石神井小学校6年  博


 こんなに嬉しく、素晴らしいメールはありません。ホームページを開いていたからいただけるのです。
 博君ありがとうございます。

 私は、このHPにも掲載しています「小沢先生のこと・小沢先生のその後」は、45年前の小学5年生の私を追っているうちに、来年には「小沢勲先生」の本まで出すことになりました。人とのつながりは本当に素晴らしいと、最近とくに思うようになりました。

 博君が十数年後にプロ野球の審判員、あるいは関連する職業についておりましたら、ぜひ、必ずお会いしたいです。

 【木曜日】についてもいろいろ書きましたが、私の作文よりも、博君のメール文章のほうがとてもいいのでお借りいたします。

 いよいよ臼井淳一の1週間は「金曜日」だけとなりました。2001年の1月1日の更新日を期待してください。

(つづく)

【次回は金曜日】

2000年12月